4月29日に昭和大学で行われた手話研究シンポジウムin東京から一ヶ月が過ぎた。この間、何もしていなかったわけではない。各国の手話辞典を調査し、SignWritingについていろいろ調べてみた。(ASLphabetについては現時点ではホームページで紹介されていること以上のことは分からない。)
調査したことは以下のとおりである。
(1)手話辞典に取り上げられている手話素(音声的要素)はどんなものか?
(2)辞書順はどのようになっているか?
(3)実際に手話辞典に記載されている手話の表記はどのようになっているか?
(4)文字の歴史について資料を確認
世界の文字は、表音文字、表意文字と大きく2つにわけられる。日本語の場合は表音文字と表意文字が混在し、かつ3つの文字体系(仮名文字、カタカナ文字、漢字)によって構成されている。英語ははっきり言って表音文字もしくは音節文字によって構成されている。
ASLphabetはどちらかというと、表音文字すなわち音節文字である。実際に記述する際、英語援用(英語アルファベット借用)も行われている。手話の音節文字や英語の音節文字を借用した記述法(すべてのスペルを大文字にしている)で記述することがある。これはおおいにヒントとなった。
現在、企画案を作成中で、6月15日に行われる会議で提案する。この日から本格的な研究がスタートする。
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Darcy (月曜日, 23 7月 2012 06:59)
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